相談でココロを軽く。姪浜駅南口より徒歩1分の福岡西法律事務所

法律相談とは、弁護士が法律知識を駆使して、相談者の抱えている問題を解決するための回答を行うことです。

法律知識を披瀝したり、裁判実務のあり方を説明するだけでは法律相談とはいえません。それは単なる弁護士の自己満足に過ぎません。

法律相談に意を決して行ったのに、弁護士からは冷たいことしか言われなかったという経験はありませんか？

何故弁護士がそういう態度になってしまうのかについて、説明します。

弁護士は、長い勉強を経て、司法試験に合格し、司法修習を経て、弁護士資格を取得します。そこまでの過程で重視されるのは、法的知識の正確性です。とにかく法律知識を正確に理解し、事案に当てはめることができるかどうかが問われるのです。

そのため、法律相談においても知識の正確性ばかりに気を取られてしまい、知識の披瀝と裁判実務のあり方を説明するだけで終わってしまうことが多いのです。

しかし、実務に出てから、法的知識の正確性は当然のこととして、それ以上のスキルが求められます。それは、問題解決能力です。

どの業界でも同じですが、問題解決能力の有無は、その人の能力を測る上で、重要な指標となります。

相談者と同じ目線に立ち、問題の核心は何かを一緒に分析し、具体的な解決を図ることが法律相談です。理想をいえば、弁護士が直接関わらないでも法律相談だけで問題解決ができたほうが良いです。お金がかかりませんから。

どうしても弁護士に依頼せざるを得ない場合にのみ弁護士に依頼をすればいいのです。